時には物理的な距離も必要(システムエンジニア育児日記/3話)

物理的に離れてみる

妻のつわりが酷い状態が続いたこともあり、夫婦ともに肉体的/精神的に疲弊していました。

妻の場合は、つわりによる肉体的負担から精神的負担へ。

僕の場合は、家事や妻の辛い状態を見続けることによる精神的負担から肉体的負担へ。

この状況を打開するためには、根本原因を一時的に解消する必要があると思いました。

一番いいのは、つわりの辛さが軽減されることですが、それはコントロールできることではないので、無理です。となると、僕の精神的負担を軽減する必要があります。

精神的負担を軽減するためには、妻と物理的に離れる必要がありました。

運よく、妻の実家の近くで住んでいたことから、一時的に妻が実家に帰ることとなりました。

いつも二人で生活していた空間に一人になるわけで、寂しい気持ちもありましたが

明らかに精神的負担が軽くなった感じがあり、気持ち的にはかなり楽になりました。

この経験から、物理的に離れることは決して悪いことではないかと思います。

距離を取るという行為に対して良い印象を持たない人が多いかもしれませんが、ずっと離れるわけではありませんし、離れている間に片方でも回復すれば以前のような状態/関係性に戻れる可能性もあります。

物理的に離れてることは、自分自身を守ることにもつながると感じました。

 

少し長めの風邪になりました

妻が実家に帰ると決まった次の日から風邪をひきました。おそらく、緊張の糸が切れたのが原因かなと思います。3月は残業続き+フルスロット家事。4月は妻のつわり と僕にとってはハードな日々が続いていたので、どこかで熱が出るだろうな思っていました。

今回は熱は出ませんでしたが、喉痛+鼻水+倦怠感が2週間ぐらい続きました。

現在は鼻水の症状だけが続いています。僕はスギの花粉症をもっていますが、GWが明けると症状はなくなっていました。今の鼻水の症状は花粉症にも似たものがあり、こんなに鼻水が続くことがなかったので、病院に行こうかなと考えています。

 

家事が少なくなるのはめっちゃ楽ですよね

妻が実家に帰ってから一人暮らしが始まりました。僕らの夫婦は、あまり互いに干渉することはないので、一人暮らしになったから全然違う雰囲気になったわけではありません。

当たり前なんですけど、洗濯物の分量が半分になったことがめっちゃ楽でした。3日経てば洗濯機はパンパンになっていましたが、一人だと3日経っても洗濯機の半分ぐらいしか埋まらないんですよね。洗濯って結構、家事としての手間が多いので非常に助かりました。

家事って当たり前のことなので、そこまで意識しないんですが、結構、精神的な負担になっているんだと認識しました。日常にある「やらなければいけないこと」っていつの間にか自分を苦しめていますし、意図的に行動しないと量が減ることはないんです。

子供ができると、今まで以上に忙しくなるので、技術や人を頼ってどこまで夫婦の精神的負担を減らすかが大切になってくるなと考えています。